頭皮湿疹の薬って皮膚科でもらうの?内科でもOK?

頭皮が唐突に痒くなったり、ヒリヒリして荒れている、フケがでるようになってしまったと感じたら、湿疹ができてできていないか確認してみましょう。

まず、市販薬で自宅治療をしてみてからとお考えの場合は、薬剤師さんに相談の上、お薬を購入するのが良いですね。

ただ、湿疹の発生原因は思っているより複雑な場合があります。

ツライ症状が長引いて重症化してしまわないよう、早めに病院で診察を受けて的確な処方をしてもらうことをおすすめします。

頭皮湿疹になったら皮膚科に行けばいいの?

私は薄毛に悩まされていましたが、同時に頭の痒みにも悩んでいました。

ついつい頭に手をやって掻いてしまうんです。でも、そういう時は皮膚科に行くことを知りました。

ハイ、頭皮の状態に異常を感じたら、まずは皮膚科に行くのをおすすめします。

皮膚に痒みや痛みがある場合は、かきむしったり荒れて傷を作ってしまう前に、早急に悪化を抑えることが望ましいのです。

ちょっと気になる、という程度の軽い症状でしたら、行きつけの美容院で様子を見てもらうなど、対策を相談したりするのもいいかも知れませんね。

 

でも、湿疹全般の発生原因は皮膚だけの問題ではないことも多くあります。

どこの皮膚科に行けばいいのか迷ったら、先にかかりつけの内科を受診して相談してみるというのもOKです。

 

忙しくて病院になかなか行かれないからセルフケアで何とかしたい、という人も多いかと思いますが、湿疹に伴って微熱やダルさを感じたり、同じ時期に同じ症状が決まってでるという場合は、他の疾患も心配されます。

自己判断せず、病院で症状を詳しく説明して診てもらってください。

 

頭皮はなかなか自分の目で見て確かめることができません。

手触り、かゆみや傷みなどの感覚だけでは処置の判断が難しいものですよね。

 

病院に行くときには症状が消えてしまって、ちゃんと診てもらえるか心配という場合は、一番ヒドイ箇所などをスマホで写真に残しておくと良いでしょう。

 

お医者さんに見せると診察がしやすくなり、的確な処方をしてくれますよ。

治っていく段階も自分で確認できるので、経過観察として画像を残しておくのは良い手段だと思います。

頭皮湿疹になったらもらう薬は何?

基本的には、ステロイド系の外用薬です。

頭皮は毛髪があり軟膏では塗りにくいので、ローションタイプのサラッとしたお薬になります。

 

湿疹ができているのが頭皮だけではない場合、顔や襟足、首まわりや耳まわりなど、外用薬を数種類もらうことになります。

 

段階的に、かゆみを抑えるのは[抗ヒスタミン剤]で、かき壊して傷になっている部分には[抗生物質]、炎症を抑えるのは[ステロイド薬]という感じです。

 

私の場合、何でも[オロナイン軟膏]で治せるという変な確信を持っていたため、皮膚科に行く前しばらくは自己処置を続けていました。

お医者さんによると「オロナイン軟膏は消毒するというイメージなので、一時的に落ち着いたり治まったりするけれど、治すお薬ではありません」ということでした。

 

余談ではありますが、娘の軽いニキビには[オロナイン軟膏]が一番効果があります。

昨今のマスク蒸れの改善にも頻繁に利用しています。

頭皮湿疹の原因が何か気になる!

◇軽く頭皮だけに湿疹がでる場合◇

 

頭皮だけ湿疹が出てしまう場合においては、外的要因を探してみましょう。

シャンプー・コンディショナーの見直し、仕事や生活環境の確認などです。

 

簡単にいうと、良くない成分が付着して起こる炎症だと考えられます。

毎日使うもの、毎日過ごす場所に原因がないか見直してみると良いですよ。

 

定期的に使用するカラーリング剤やパーマ液が原因であることもあります。

仕上げのOILやスプレーの成分も確認してみましょう。

 

日常の洗髪の仕方にも気を付けて、熱いお湯で雑に洗い流すだけとか、シャンプー後にドライヤーをせず濡れたまま過ごす時間が長い、というのはタブーです。

 

頭皮の乾燥やカビの発生原因となるルーティンを見直し、方法を考えること。

お顔や手肌のケアと同じ様に、優しく丁寧な頭皮のスキンケアをして下さいね。

◇頭皮のほかにも湿疹が出る、繰り返し発生する場合◇

原因、要因は本当にたくさんあるようです。

皮膚トラブルだけではなく、体調やメンタルの問題にも注意をして下さい。

 

食事や睡眠、仕事などで起こる疲れ(過労)小さなストレスの積み重ねなど、身体がSOSを出す何かがあるのではないでしょうか。

 

季節の変化、温度や湿度の変化でさえ、肌トラブルは起こり得ます。

体調を整え、心を健やかに保つのがとても大切なことなのです。

アレルギー体質ではなかったはずなのに、アレルギー性皮膚炎になってしまったり、密かに内臓疾患が始まっていたりと、重症化してしまう場合もあります。

皮膚表面だけのことに注目せず、日常生活、体調、心の健康観察にも目を向けてみると、思い当たる原因が見付かるかも知れません。

いずれも症状が重くなってしまう前に、お薬やお医者さんの助けをかりて、スッキリ改善するのが良いと思います。

まとめ

私の場合、とても長い期間、頭皮だけでなく、あちこちに発生する湿疹に悩まされて奮闘してきました。

体質なのかと思っていたところ、一番の原因は、どうやらストレスからくる心と体調の問題であることが判明しました。そういうことがわかっても、日常生活や環境を変えるのはとても難しいことです。

皮膚疾患は完治に時間がかかる場合が多く、しんどいかも知れませんが、的確な処置を続けていれば必ず改善するので、諦めずに頑張っていきましょう。

 

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